あまり私の医院には、小児が来院することが少ないと思っていたですが、
もうすでに開院して、1歳半から6歳までのお子さんが、4人新患で来られています。
特に印象深いのは、5歳の女の子のことです。
治療に来られているお母さんが、悩みを打ち明けたことから、連れて来られる事になりました。
母:うちの子の歯は、虫歯だらけで、歯ぐきが化膿しているのです。放置していて大丈夫でしょうか?
私:永久歯に支障がなければいいですが、かなり心配な状況ですね。
治療は今までしてないのですか?
痛みは?
母:痛いみたいです。近隣の小児歯科に行きましたが、口の中に物を入れると嘔吐(吐く)反射がでるの で治療できません。また暴れるから5人がかりで押さえつけて治療したのですが、すぐカブセも外れま した。・・・・。
私:それは大変でしたね。そんな状況では、しっかりとした治療は難しいですよ。
その先生も大変ですよ。
母:どうしたらいいですか?ほっていてもいいですか?
私:ご飯も吐く事ありますか?
母:1回ありましたが、普通に食事はできます。
私:だったら、多少の治療はできるかもね!!
母:なぜですか?
私:確かに治療しにくいこともあるけど、食べ物がのどを通りますから、
精神的な問題が大きいかもね。
子供は、大人の言うことを100%頭で理解するのは無理がある。特に5歳だからね。
嫌な事は、体で反応することが多いので、無理矢理すれば逆効果かもね。
母:どうしたらいいですか?
私:子供に親の治療を見せることですかね。普通は同じ歳の子の治療姿勢をお手本として見せますが。
子供は一番身近な親の背中を見て成長しますから、お母さんの治療を近くから見せたらいいんじゃな いですか。
母:はい~。
納得して、昨日お子さんを連れてきました。
最初はおとなしく椅子に座りみていましたが、そのうち、立って治療を覗きながら、
子:ママひどいの~~?
私:ひどくないよ~。
子:針痛くないの~。
私:痛くないよ~。 **チャンのほうが痛そうだよ~。
子:ふ~ん。
スタッフ:先生に近づきすぎで、キスしそうな距離ですね。(笑)
私:あっ、ホントだ。危ないから少し離れてよ。
この子供の行動で、治療に興味があるとわかりました。
じっ~としていれば痛みはないということを感じてもらえたかも???
でも、期待はまだ早いからもう少し様子みる覚悟でいます。
帰りに
私:OOチャンまたきてね!!
玄関まで帰りかけてたOOちゃんが、突然私に寄ってきて、足にしがみついてじっ~と私を見上げ
ニコニコとするのです。びっくりしました。
スタッフ:先生が、好きみたいやね~。5歳の子にもてるんやね~。
からかわれましたが、驚きでした。1日目にして子供の心境が変化したのは新しい発見でした。
少し私もあの行為に照れましたが、子供の心の変化の早さには理由があると思いました。
私とお母さんとの信頼関係が出来ているからだと。
子供は感じるのでしょうか!!
今の世の中は、親の姿勢そのものが子に出ていることが多いと思います。
今回はそんな一面に感じました。
今後もブログにて経過報告します。どうなるのでしょうか???
