診断力と治療技術力は リンクする
この問題は、口の中状況を把握せず、模型上でのシュミレーションを中心にされたことで、もちろん大事なことですが、口の中と模型上では訳が違うのでそのようなトラブルが起こります。このような思いもしないトラブルに、残念なことに対処がしきれないため再度やり直しに来院されることもしばしばあり、当医院が対処することもあります。さらに、そこで当医院ならではの将来歯周病が起きないための予防的・審美治療を施していきます。これは重要なことなのです。
このような多くの実例ケースを踏まえ、当院では治療前に実際の写真を見ていただきながら、ご説明させていただきます。最近では、何処でも審美歯科を受診できるようになりました。確かに手軽・手ごろ感になることは良いことだと思います。しかし、決して「手軽・手ごろ感」というメリットはいいことばかりではないようです。現在における審美歯科に求められるのは、オールセラミックに変えるだけ、歯の形・色を変えるだけではなくなってきています。さらに審美治療では、歯ぐきの状態、歯並び、さらに歯としての機能を与えることで、不思議なくらい噛み易くなって顎関節症も無くなったり、マウスピースがいらなくなったりといった、当たり前のことが、一番重要!!なのです。すべてには理由があり偶然ではありません。しかし、それが(機能)ない場合は、噛み難い、アゴが安定しないなど全く逆の症状になります。これは好ましくありません。このすべての問題を解決するのは、口の中を仕上げてくれるDRの力量によるところがかなり大きいと思われます。テクニシャン・技工士だけの責任ではありません。
*治療事例集・14・39・50(全顎にわたり崩壊ケースの審美治療)をご覧ください。審美治療・かみ合わせ治療技術だけでない複雑で複合的な独自の革新的な技術を組み合わせています。右側のケース(1~3本のような前歯のみの審美治療)とは、別次元の治療技術になります。
Page top