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治療実績集

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治療実績集 No.130

お悩み(出っ歯・乱ぐい)
非抜歯矯正

17歳・女性・学生
成長期すぎての『非抜歯』矯正治療

成長期は個人差ありますが、その時期を過ぎていますので、大人の矯正治療と同じ流れになります。矯正治療のための便宜抜歯(4本抜歯)を行うことせず、矯正をしています。と言うことは、下の舌前、歯の裏側の歯を抜かずに施術して、前方に出してきます。

よく矯正治療をすると、『歯ぐきが痩せる』ことがあるのですが、痩せることなく仕上がるように、施術しています。

ワイヤーによる矯正治療です。

  1. 術前写真(右側)
    かなりの出っ歯です。でも、歯を抜くことなく矯正治療をしていきます。(個人によって当医院でも抜歯が必要な場合がございます。しかし必ず抜歯4本ということはありません)
  2. 術後写真(右側)
    今回のケースでは、抜歯をする必要はありませんでした。抜歯せずに済むことは、いずれ歳をとって歯が悪くなっていく時に、やはり歯が残っていることは、かなり優位に働きます。それは、現在の40~50歳代の抜歯矯正経験者を診させて戴くと、歯が少ないことが、不利に働いていることが多くあるからです。
  1. 術前写真(お顔正面)
  2. 術後写真(お顔正面)
    抜歯しなくても、顔の輪郭に影響することは、かなり少なかったケースです。しかし、症例によって顔の輪郭に影響する場合がございます。だから、”治療前”に抜歯必要?不要?や、顔の輪郭の想定のお話しは、コンピューターのシュミレーション画像でなく、想定できる過去の実例資料を見ながら話合うことが大切です。
  1. 術前写真(横顔)
    すべての治療において、治療前に想定することが大切です。コンピューター技術が進んでも、シュミレーションするのはあくまでも、実際とは異なります。
  2. 術後写真(横顔)
    “すべてのどんな矯正治療”の最大のデメリットは、少なからず『必ず歯の後戻り』が存在することです。それを将来、如何に戻りを少なくすることが、矯正治療後の歯の維持、歯の寿命に影響すると言えるでしょう。