TOPへ

治療実績集

  1. トップ
  2. 治療実績集
  3. 歯周病治療
  4. 抜歯せず、歯を少しでも美しく延命させれたら

治療実績集 No.175

重度
抜歯せず、歯を少しでも美しく延命させれたら
36歳・女性
訴え
笑うこともできないし、
いつ抜けるか、常に心配しています。
術前写真(正面)
すでに、このタイミングで抜歯を宣告されていた。インプラントにすれば費用は3倍以上になっていたはず。
レントゲン写真(術前)
術後写真(正面)
今までと同じことをしていれば歯を失います。
1本も抜歯せずに治療完了しました。
抜本的な治療を早め早めにされることで、
救われる可能性が高くなります。

この歯が残るタイミングとしては、ギリギリでしたが、全て歯を残すことができました。

術前・術後写真(右側)
当時、抜歯と考えられる歯が、
H30現在、6年を
経過しても
歯は維持されています。
どこまでこの状態を維持されるかは、
患者様の意欲的な定期検診と自己管理により
コントロールされていきます。
術前・術後写真(下顎)
そもそもなぜ、上下の前歯だけが
重度歯周病になるのか?
その問題を解決せねば
再発リスクは高いです。
術後の歯間ブラシ写真
【注意】せっかく治しても定期検診を受けなければ
維持(歯の延命)は難しくなりますので、
気をつけて下さい。
歯周病が治らない人はいますか

もちろん、おられます。
歯周病から治り卒業される方が、ほとんどですが、治らない方もいるのも事実です。どんな人が治らないかは、その『傾向』は当医院では細かく見えてきています。歯周病の初期は、歯石除去やお掃除やクリーニングの一般的な治療等で対応していれば、大きくは問題ないかと思いますが。

では、歯周病の中等度~重度となると、これまた、単発的な治療技術を幾つも持っていても、歯周病はどうにもなりませんし、治し方によっても大きく未来が変わってしまいます。だから、医療側も良かれと思って触るのでなく、逆に触らない勇気、他人に迷惑を掛けない勇気も必要です。しかし、治療するとなると一転、当医院は責任感持って、事前に考えて対応しています。
… 続きを見る
その他にも、治らない原因は多くありますが、あと患者様が医療に対して非協力的であることは、絶対に病には打ち勝てません。やはり、自分の病と戦うのは、残念ですが患者様、自分自身であります。もちろん当医院では、歯周病の歯が治ってきた患者様・ケースが当医院には多く存在しているので、逆にどのようなことをすれば、残念ながら治らないかは、もちろん分かっていますし、傾向も理解しています。

今までの経緯では、これ以上の治療費が勿体ないですので、残念ですがこちらから治療をお断りする場合もごさいます。それは、お互いの不幸を招かないためにも必要なことだと思いますので、事前にお話をさせて貰います。