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治療実績集

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治療実績集 No.004

歯周病治療による審美的要求

悩み:
ヨーロッパで舞台に上がる仕事をしています。以前帰国した際、奥歯を治療してもらい満足しています。今、前歯がポッキーすら噛むのが怖いのですが、どうしたらいいですか。どうか揺れてる前歯も治してください。
解決:
5年前に国内で審美歯科にて前歯を治療してもらったが、長く持たずに不安になった経験があったことから、歯科医に対する不信感を強くもっていたご様子です。1ヶ月間という一時帰国の時間的制約がある中での治療は想像以上に大変な治療でした。
治療期間:
変則な3ヶ月半
Dr感想:
全般にわたる中等度の歯周病、また神経の化膿とかみ合わせも狂っていました。また、日頃から、偏頭痛・肩こり・体調不良を頻繁におこされていたようです。そこで、全体への歯周治療とかみ合わせの構築、お仕事柄特に審美的対処が必要と判断しました。再発を防ぐために、連続固定のかぶせをせずに治療しました。
患者様ご自身が短期間の治療にもかかわらず、よくがんばって下さいました。無事理想的に回復し、偏頭痛なども落ち着き満足していただけたようです。
» 詳細は今後のブログにて
  1. 01 エピソード
  2. 来院時写真(写真)

3年前、日本で審美治療を受け、仕事のため渡独していました。しかし、歯ぐきからの多量の出血・歯が揺れて「ポッキー」も噛むのが怖い・このままでは歯・根っこごと無くなると深刻な表情をされていました。ドイツでの治療は怖いし、やはり日本で再治療したいと京都からご両親と本人による希望をわざわざ打診。

  1. 02 術前
  2. 術前写真(正面)

オールセラミックによる治療されていました。しかし、中から虫歯・神経の化膿などがあり、表面・見た目だけが良い材質を使われていました。歯は「ピアノのけん盤」のよう大きく揺れ、固定しないと人前でセラミック歯がいつ脱落するか・・・・・・・????

患者様にとってこれから治療する限られた時間が、大きな鍵になる。また、ステージに立ち人前で魅せる仕事という条件!!!(その後のこの患者様は、治療においてのご協力と忍耐・プロ意識に感銘を受けました。)

  1. 03 術前&術後
  2. 術前写真(正面)

治療中写真(正面) あまりに上顎の歯周病が酷く、OPE後これだけ歯ぐきが無くなる。まさに悲惨です・・・・。
※縫合糸は、できるだけ見えないように配慮しました。まだこの段階では、神経の化膿・虫歯は治療していません。

  1. 04 治療終了
  2. 治療後写真(正面)

治療後写真(上の歯) すべてセラミックです。また、セラミックならではの特性を活かし治しました。
セラミックはすべて単独です。全く連結固定はしていません。歯牙の動揺も全くなくなりました。抜歯せずに治癒したこと、りんごのような硬いものも噛めるように回復。
将来メンテナンス・予防がしやすい状況にしています。歯間ブラシの使用は勧めていません。
一般の方よりセラミックを白くしています。

治療期間の途中に、仮歯のまま仕事のため再渡独。コンサートもあるとのことでした。
この治療結果は簡単に出た訳ではありません。
大変な治療工程と患者様のご協力があったからです。本当に感謝いたします。

治療後写真(口元)
笑顔で、ホッとしました!(これは私の感想です)

※上記症例はすべてDr.松本が治療しマネジメントしたものです